意外と．．．

先日次男がサッカークラブの無料体験に参加してきた。父兄同伴とのことなので行って来た。

次男は体も小さく線も細いのでちょっと難しいかなと思っており、練習後のミニゲームではやはりパワー不足は否めなかった。
また、普通小さい子供が始めてゲーム形式でサッカーすると、みんながボールに群がりまともな形にはならないんだけど案の定そんな形になっていた。

ところが次男のやつときたら最初はボールのあるところの周りをうろちょろしてたんだけどまともにボールを触れないとみるや、ボールから離れて自陣のゴール前に立ってボールが飛んできたら絡むようにしてやがる。なんか性格が親似かもなんて思ってしまった。俺もどちらかというとメインから外れて様子を伺うタチなんで。

だがミニゲームも何試合か消化すると、ボールから離れているとやっぱり触れる機会が少ないと思ったのだろう体の小ささなんてなんのその、全身で人の群れに割り込みボールを触ろうとしてやがる。「意外といい根性してんじゃん」と親ばかとしては思ったりして。

一通りの無料体験が終わったあとで子供と親と指導者と面談が始まった。指導者は子供に「面白かった？サッカーやりたい？」と聞いてやがる。そりゃ「おもしろい、やりたい」って答えるに決まってるじゃん。その上で「お父さん．．．」と切り出してくる。「なかなかやるなぁ、お主」と心の中でつぶやきながら、子供に「帰ってから相談しようね、他にもサッカー教えてくれるところあるからね」と誤魔化しつつそそくさと家路についた。

帰りの車の中で子供にねだられっぱなしで大変。だってそこのクラブ会費高いんだもん。俺の稼ぎじゃちとつらい（涙）。他の団体を探さなきゃ。